プロジェクトにおけるグレシャムの法則的なやつについて
あるプロダクトが人気なとき、大抵は
社会的な価値・表面的な価値
が人気の原因なので
内部のコードは質が良かろうが悪かろうが人気は出る。
その場合、作る人間にとっては最速で終わらせる方がお得。
自分の最速で書いたコードが良質なモノになる人はあまり居ないので
コードはどんどん複雑化していく。(それでも人気は出る)
要するに、
人気プロダクトでは糞コードが良コードを駆逐する
成功しているプロダクトやプロジェクトが
なぜか酷い構造になっていることが多くて疑問に思っていたが、
こういう感じなら説明がつく気がする。
間違っても、ゲンを担いで意図的に汚いコードを書いてはいけない。
人気が出ればコードは勝手に汚くなる。
ちなみにプロダクトが斜陽化しだすと
不調の原因を今まで見なかったことにしていたコードに見出して
急に作り直しを宣言したり、急にリファクタリングを意識するようになる気がする。